人と作品

田山花袋

田山花袋

著者・編者
福田 清人 編
石橋 とくゑ 著
判型
新書
ページ数
208ページ
定価(税込)
1,296円
ISBNコード

978-4-389-40119-1

発売日 2017/08/29
  • 田山花袋

内容紹介

足かけ五〇年に近い年月を、明治・大正・昭和の三代にわたって、ただまっしぐらに書き続けてきた花袋の底に張られる強力なる線、それは「無類の正直さ」であろう。かれは
、人生の奥底を、正直な目で見つめ、自己の欲求を正直に示して、その生涯を貫いた。それは、利己的にも愚直にも見えたかもしれないが、かれが自己を愛し、そこから自然主義小説、宗教小説、歴史小説、紀行文が生み出されたとき、より次元の高いものへと昇華されていった。その全てが花袋の真実の声の吐露である。
死して八○年余。利根川のほとりを歩むとき、かれの作風のいまだ新鮮なるに驚きの声を発するのである。
 

目次(内容と構成)

第一編 田山花袋の生涯
 没落士族
 上京(一)
 悲しみの館林生活
 上京(二)
 三度の館林生活
 上京(三)
 暗闇のなかの青春時代
 文壇へ―狭き門をたたいて
 自然主義の旗手
 愛の変遷
第二編 作品と解説
 重右衛門の最後
 蒲団
 生
 田舎教師
 時は過ぎゆく
 一兵卒の銃殺
 ある僧の奇蹟
 東京の三十年
 近代の小説
 源義朝
 百夜
年譜
参考文献
さくいん



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