内容紹介
女性の財産は、結婚したらどうなるのか?守護と地頭,女性がなれるのはどっち?・・・いつの時代にも,時の政権は法によって性別による違いを定めました。本書では,北条泰時が制定した御成敗式目と,幕府法廷の判決文から,鎌倉幕府はジェンダーをどう定めたのか,それがなぜ,どのように変わっていくのか,を読み解きます。
◆著者略歴
1960年,東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。専門は日本中世史。女子美術大学付属高等学校・中学校教諭を経て,現在,
女子美術大学非常勤講師。
主要著書・論文
『北条政子―尼将軍の時代』(吉川弘文館、2000年)
『烏帽子と黒髪―中世ジェンダー考』(同成社、2024年)
『蜘蛛―なぜ神で賢者で女なのか』(講談社、2025年)
「有田焼の創始者 百婆仙についての基礎的研究」『日本研究』62、2021年 ほか
目次(内容と構成)
はじめに
第1章 北条泰時登場
第2章 御成敗式目をジェンダーの視点で読む
〈もっと探究〉潜入・鎌倉幕府法廷
第3章 女子に譲るべからず
おわりに