一般書籍

人と作品

森鴎外

著者・編者 福田 清人 編/河合 靖峯 著
判型 新書
ページ数 204ページ
定価(税込) 1,320円
ISBNコード 978-4-389-40106-1
発行年月日 2016/8/30

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内容紹介

小説家、戯曲家、評論家、翻訳家として活躍し、近代日本文学に夏目漱石とともに大きな影響を与えた森鴎外は、津和野藩の典医の家に生まれた。幼い頃から儒教と医学を学び、東京医学校に十三歳で入学し、二十歳で卒業するほどの神童であった。卒業後軍医として二十三歳でドイツに留学、専門の医学のあいまに文学、哲学、美術、演劇に親しんだ。帰朝後陸軍軍医学校教官、校長、第一師団軍医部長、陸軍軍医総監になり、かたわら数々の翻訳や現代小説、歴史小説の知的・客観的作品を発表。学術・芸術に輝かしい文化功績を残して大正十一年七月、六十一年の生涯を閉じた。

目次(内容と構成)

第一編 森鴎外の生涯
津和野の天才少年
 十三歳の医学生
 ドイツに留学
 文学への出発
 苦しみの中で
 ふたたび文壇へ
 晩年
第二編 作品と解説
 舞姫
 雁
 阿部一族
 山椒大夫
 高瀬舟
 年譜
 参考文献
 さくいん