一般書籍

歴史総合パートナーズ⑫

「国語」ってなんだろう

著者・編者 安田 敏朗
判型 A5
ページ数 116ページ
定価(税込) 1,100円
ISBNコード 978-4-389-50126-6
発行年月日 2020/07/03

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内容紹介

■「歴史する?」高等学校の新科目「歴史総合」に向けた新シリーズ!私たちを取り巻くさまざまな物事を,日本史・世界史の枠組みにとらわれない視点から広く,深く考えていきます。新たな学びのパートナー,学び直しのパートナーとしておすすめします。

■「国語」といったら,学校の教科目を(場合によっては退屈な気分とともに)思いうかべる人が多いでしょう。
しかしそれはごくかぎられた一面でしかありません。
近代の日本で「国語」がどのような意図のもとにかたちづくられ、どのような役割をはたしてきたのかを、日本の近代史とからめながら見ていきます。
「国語」を通じてこれからの日本社会のあり方まで見通せれば,と思います。

目次(内容と構成)

はじめに:「歴史総合」なのに「国語」とは
1. 「歌会始の儀」から考えてみよう―多言語社会の問題として
2. まずは国語ということばを考えてみよう
3. 制度としての「国語」ってなんだろう
4. 象徴としての「国語」ってなんだろう―上田万年の議論を中心に
5. 植民地支配と「国語」について考えてみよう
6. 漢字を使わない「国語」について考えてみよう
7. 敗戦後の「国語」について考えてみよう
おわりに:「国語」から解き放たれるために